夏が終わりそうで焦っているこのり(@re1kore)です。
先日、第一種銃猟免許試験に行って合格しました!銃を持っていないので何も出来ないのですが、猟師の道を一歩進みました。
第一種銃猟免許講習会、試験の様子や難易度をまとめました。あくまでも、2016年8月の高知県の試験で、県や時期によって変わる可能性はあります。それでも、これから受験する人の参考に少しでもなればと思います。
狩猟免許事前講習会は1日みっちり
受付で、狩猟読本と1500円でテキストを受け取ります。テキストを買いましたが、なくても狩猟読本があればなんとかなる。
日程
9:30〜12:00 法令・鳥獣の知識・保護管理
12:00〜13:00 昼休憩
13:00〜17:00 鳥獣判別・猟具の知識・実技
(予定より少し早く終わりました)
かなり充実した内容。それぞれ、どんな事をしたのかまとめました。
法令・鳥獣の知識・保護管理
狩猟読本を読み進んで行きます。「覚えて下さい。」「ここの数字は大切です」と言うので、こそを中心に覚えれば大丈夫そうです。法律の説明が多く、眠くなってしまいそうですが、寝ないように頑張ることが大切です。w
距離の目測
試験で300m、50m、30m、10mの距離も目測があります。講習場所と試験当日の場所が同じなので、目測の位置を覚えます。初めて見て目測で距離は、分からないのでこれは受講しないと難しそうです。
鳥獣判別
DVDで鳥獣判別の説明を見て、その後に鳥獣判別試験の模擬テストをします。(回収はしないので、悪い点数でも心配無用)モニターに数秒間鳥獣が出て、数秒で答案用紙に記入します。ずれて書いてしまうと、悲惨なことになります…
猟具の知識・実技
空気銃の点検、圧縮や散弾銃の点検、分解、射撃姿勢、銃器の受け渡しなどします。最初に説明があって、その後に数人ごとで銃に触って実践します。初めて触る銃器で、あたふたしました。何度か練習ができるので、練習すれば慣れて出来るようになります。散弾銃は、想像以上に重くて、射撃姿勢の時に腕がプルプルしてました…
第一種銃猟試験当日
日程
10:10~ 知識試験
試験終わった人から、お昼休憩
12:00 知識試験合格者発表
12:00~12:3 適正試験
12:30~15:40 技能試験(鳥獣判別、距離の目測、銃器の取り扱い)
15:40頃 合格発表・合格者への説明
受験者が多いと、一人づつ行う技能試験に時間がかかります。予定通りの時間でした。
知識試験
問題は、「適切なものはどれか」と3つの選択肢から選びます。「適切ではないものはどれか」など文章で引っ掛ける問題は、ありませんでした。7割合格しないと、次の適正試験、技能試験に進めないので緊張します。
知識試験合格者発表
私が受験した時は、不合格者はいませんでした。受験会場がほっとした空気になりました。w
適正試験
聴力、視力、運動能力の試験です。
聴力は、普通の会話ができる人であれば聞こえるであろう音量が聞こえたら手を挙げるというものでした。視力は、両目で0.7以上あるか検査されます。運動能力は、屈伸など普通に体を動かすことができれば問題なかったです。
鳥獣判別
事前講習でやったことなので、落ち着いてできました。
距離の目測
事前講習で見たはずなのに、私は忘れてました…回答は、3選択から1つ選ぶものでした。勘を頼り回答しました。
銃器の取り扱い
受験者が1人でするパターンと、銃の受け渡しなど2人組でするパターンがあります。試験官の前で1人で銃を取り扱うのは、ドキドキします。この試験は時間制限がないので、出来なくても、ゆっくりやって出来たらいいそうです。私は、銃の分解と結合が手こずって時間がかかりました。それでも、大丈夫だったはず…⁈
合格発表
受験者全員が合格してました‼︎その後に猟友会の登録のことなど、説明がありました。
まとめ
前の記事(猟師になるためには?ー第一種銃猟免許編ー)で、事前講習会には参加した方がいい!と書きましたが、受講しないと合格は難しいです。受講すれば、試験で出るところを教えてくれるので、知識試験の難易度は簡単です。技能試験は、何度か練習しないと難しいですが、講習を受ければ大丈夫かと思います。
第一種銃猟免許を所持しても、銃所持許可がなく、銃がないので役に立つのはまだまだ先になりそうです。ハンターへの道はまだまだ続きそうです。
第一種銃猟免許の概要、費用などをまとめた記事
猟師になるためには?ー第一種銃猟免許編ー
わな免許の概要、費用などをまとめた記事
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