天パが爆発なこのりです。
猟師になるために高知に来たのですが、まだ猟師になれてません!なぜなら、狩猟免許がとれてないのです。狩猟免許にも種類があって、物によってはすぐに免許がとれます。ただ、銃を持つとなると、時間もお金もかかります。
狩猟免許のことをまとめてみました。
狩猟免許とは?
大きく分けて4種類あります。
- 網猟 むそう網、はり網、つき網、なげ網
- わな猟 くくりわな、箱わな、箱落とし、囲いわな
- 第一種銃猟 ライフル銃、散弾銃、空気銃
- 第二種銃猟 空気銃
私は、わな猟と第一種銃猟の免許をとります。それぞれ詳しく説明します。
わな猟免許について
くくりわな、箱わな、箱落とし、囲いわなをしかけることが出来ます。
くくりわなはけもの道など獲物の通り道に仕掛けて、ワイヤーなどで獣の体に一部を補足して動けなくするわなです。わなをかけた所に毎日見回りをしなくてはなりません。都心部に住んでいる人は、わな猟は実際難しいようです。
農家さんが鳥獣被害の対策のため、自分で罠をかけるために取得する人も多いです。
わな狩猟免許の日程
お住まいの都道府県の担当部署(環境局か農林関連部署か猟友会)のホームページで試験日程を確認するか、電話で問い合わせましょう。
私が受験するわな猟の日程は、ホームページには記載されてなかったので、猟友会に電話した方が確実かもしれません。
申請書類
・狩猟免許申請書
・写真1枚
・医師の診断書(精神障害、統合失調症、そううつ病(そう病およびうつ病を含む)、
てんかん、その他自己の行為の是非を判別できる能力を低下させる病気にかかっていないことの証明)
・狩猟免許申請手数料5200円
病院によっては、医師の診断書を書いてくれないところもあります。病院に問い合わせてから、テンプレートの用紙を持って行くことをお勧めします。テンプレートの用紙は、猟友会でもらえます。
猟友会主催の「事前講習会」に参加した方がいい!
狩猟免許試験実施前に猟友会が開催する「事前講習会」に参加したほうが合格する確率があがるそうです。と言うのも、試験で実際にわなを仕掛けるのです。初めて見るわなで仕掛けるのは難しいので予行練習として、講習会は必要です。
ただ、講習代が7000円にはびっくりしました。必要経費だと思って払います。
わな猟申請で必要費用
写真 500円(私は友人に作ってもらって0円でした)
診断書 3250円(病院によって価格が上下します)
狩猟免許申請手数料 5200円
事前講習 7000円
問題集 1500円
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合計 17,450円
合格したら、猟友会登録などでさらに費用がかかります。それは、別の記事でまとめます。
試験内容
・適性試験(視力・聴力・運動能力)
・知識試験(鳥獣保護、狩猟に関する法令知識、猟具についての知識など)
・技能試験(猟具の判別、架設、鳥獣判別)などを行います。
運動能力があるとはちょっと緊張しますね。
わな猟免許と銃猟免許があると心強い
わな免許だけ持っている場合、最後の止め刺しは棒で殴るか、銃所持の人を呼ぶかになります。くくりわなの場合、ワイヤーで足をくくっているだけなので、ワイヤーが切れる可能性もあります。ワイヤーが切れて、イノシシのきばが人の太ももに刺さったという事故もあるそうです。
実際に、私がくくりわなに引っかかったイノシシを見た時「怖い」と思いました。イノシシも生きるか死ぬかの瀬戸際で必死に動き回ってます。サイズが大きいと迫力があります。自分を守るためにも、私は銃免許が必要だと思いました。
記事が長くなったので、次で銃猟免許について書きます。