2018.7.29
ヒノキの精油をお風呂に垂らして、ヒノキ風呂もどきを楽しんでいるこのり(@re1kore)です。
すね肉って硬くて、食べる部分も少なくてあまり価値が高くない部位と思われがち。いやいや、かなり美味しいです。最近は、すね肉ばかり食べています。
イノシシのすね肉と骨を手に入れられるならば、一度はやってほしい料理です。
用意するもの
だしを取るために
- イノシシのすね肉と骨(脱骨する時に、足の骨からももの部分を取り除いで、すねは骨につけたままの物。背骨でもできます。)
- トンカチ
- 鍋
- 生姜、ニンニク
スープの味付けに
- カットトマト缶
- ウースターソース
- コンソメ
- 塩
- コショウ
作り方
- 骨をトンカチで割ります。大きな石の上に骨を置くと安定して割りやすいです。(破片が飛ぶので注意。そして音が大きいので深夜はやめた方がいいです)
- 鍋に水を半分ぐらい入れて沸騰させます。
- 2.の鍋に割った骨とすね肉を入れます。ふたたび沸騰して、アクが出てきたらお湯を1度捨てます。
- 鍋を洗い、水、骨、すね肉、生姜、ニンニクを入れて沸騰させます。弱火にして1時間ぐらい煮ます。アクが出たら、すくって取ります。
- 火を止めて冷めたら、骨からお肉を取り除きます。骨は捨てて、お肉は鍋に戻してさらに弱火で1時間ぐらい煮ます。アクが出たらすくって取り除きます。これでダシができました。
- そこにカットトマト缶、ウースターソース、コンソメを入れて一煮立ちさせます。味見をしてみて、塩、コショウで調節したら完成!
完成!実食
味付けが薄くても旨みがしっかりあります。骨を割って髄からダシが出るとこんなに美味しいのか!と感動。
ダシに赤ワイン、カットトマト缶、玉ねぎ、人参を入れてシチュー風にしても美味しいです。ジビエ料理を食べるのが初めての人にも好評でした。
あと、ダシに醤油、みりん、砂糖、大根などを入れて煮物などの和食にしてもいい。ダシがいい味なので何をしても美味しくなります。料理上手になった気分になれます。笑
すね肉も長時間煮ることで、硬い筋肉の膜がプルプルのコラーゲンのようになって、柔らかくなりました。
骨を割って料理ができるのも猟師の醍醐味だなぁとか思いました。ちょっと時間がかかって、手間がかかるかもしれませんが、すね肉と骨が手に入るならば一度やってほしい料理です!
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