どぉも。このり(@re1kore)です。
前回の【DIY】素敵なホウキが欲しい!種から作るほうきの作り方を紹介。収穫編の続き。
収穫したホウキモロコシを脱穀して、編んでホウキにします。
目指すはこんな感じのほうきと言ってましたが、完成するのか?!
ホウキモロコシを脱穀!
収穫して乾燥させるとこんな感じ。カラカラになって葉の部分も茶色く変色しています。
乾燥させる所は、風通しが良くて湿度が低いところをオススメします。
私は、2週間ほど外で乾燥させて、湿度の高い場所で保管したらカビました…漂白剤に漬けて乾燥させたらカビはなくなって使えるようになりましたがショックが大きいです。
穂に種がたくさん付いているので、これを取り除きます。
最初は、クシのようにギザギザが付いたお玉でしていたのですが量が多いので大変…ということで近所の人が昔ながらの脱穀機を持っていたのでお借りしました。
クシの間を通すと、種がみるみる取れます。これがない場合は、木に釘をさして釘の間を通すといいみたいです。
葉を除いて、脱穀するとこんな感じ。ここまでなるとホウキみたいですね!
ホウキモロコシを編んでホウキにする!
ホウキの編み方は他のサイトで説明があるのですが、不器用なわたしには結構難しかったです。
不器用なわたしが他の人の力を借りつつ作ってみたので、見た目は多めにみてね。(職人さんが本当に凄いやぁと何度思ったことか。)
これでいいのかなぁ?こうしたらもっと良くなるんじゃない?と色々考えながら作業するのも楽しいもの。わたしが作った方法を参考程度にやってみて欲しいです。
最初にホウキを編む前に水に一晩ほど漬けます。
これがかなり重要!乾燥したままで編むとホウキモロコシがポキポキ折れました。水に浮いてしまうので、軽く束ねて石にくくり付けました。
束ねる糸は、タコ糸や100円ショップに売っていたジーンズに使う糸を使用しました。普通の縫い糸だとブチブチ切れたので、タコ糸ぐらいの強度がないと使えないです。
こちらは柄のない手箒。
作り方の原理は簡単で、白いタコ糸を見ると想像できるかと思います。ホウキモロコシを2本束ねいって、2本に束ねた物同士を束ねて4本束ねた物ができます。その4本束ねた物同士を束ねて…と繰り返して大きな束にします。
最後にホウキモロコシの穂の方に横に糸を編み込んでいくと幅広になって使いやすくなります。
竹の柄を付けたホウキ。左のホウキは、8本ぐらいの束を2つ作って、柄になる竹を挟むように8本の束を合わせて結びました。
右のホウキは、竹の周りにホウキモロコシを並べて結って、もう1周竹の周りにホウキモロコシを結いました。
結局は、束ねれば使えるのでしっかり結べばどんな方法でも大丈夫なようです。
穂の先端が変な方向に曲がってまとまらない場合は、水で濡らして糸やダンボールなどで癖付けしながら乾かすと綺麗にまとまります。
穂の先端の長さを調整するために切ると完成!
実際にホウキを使ってみて
畳の掃き掃除にホウキを使っています。ホウキってかなりいい!
- 掃除機のように排気口がないので埃が舞い上がらない
- ホウキモロコシの程よいコシがあって、目が細かいのではきやすい
- ゴミが集まると「これだけ綺麗にした!」という達成感がある
- 角や凹凸がある場所など掃除機が吸いにくい場所でもホウキだと簡単
ということで、かなり気に入ってホウキライフを楽しんでいます。自分で作ったから更に愛着が湧いています。
小さい手ホウキは軽トラの荷台をはくのに重宝しています。
難点をあげるとすると、チリトリがないので最後は掃除機で吸い上げるという便利ではないような事をになっていることです。チリトリを買うべきか、また作るべきか…