町内の花火大会が良くて、人がごった返す隅田川花火大会に行けなくなると思ったこのりです。
いきなりですが、私は甘酒が大好きです。思い返せば、小学生からの大ファンです。(甘酒はアルコールが入ってないので、飲んべえではありません。)
色々な人に飲んでもらいたいと思って、甘酒こと、レシピをまとめした。
甘酒って何?
甘酒って、冬の寒い時の飲み物でしょう?と思われがちなのですが、昔から夏によく飲まれていたそうです。
かつては夏に、「甘い・甘い・あ〜ま〜ざ〜け〜」などの文句で行商も多く、俳句において夏の季語となっている。夏に飲む場合は夏バテを防ぐ意味合いもあり、栄養豊富な甘酒は体力回復に効果的ないわば「夏の栄養ドリンク」として、江戸時代には夏の風物詩だった。守貞漫稿には、「夏月専ら売り巡るもの」が「甘酒売り」と書かれており、非常に人気がある飲み物であった。
実際に甘酒には、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖や、システイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸など様々な栄養素が含まれています。
実は、『甘酒』と言っても2種類あるのです。
原料が酒粕で作った物と、米こうじと米で作った物があります。全く味が違います。「甘酒はニガテで…」と言う人にも違う原料の甘酒を飲むとびっくりするかと思います。
それぞれの作り方のレシピを紹介します。
超簡単酒粕を使った甘酒のレシピ
材料
- 酒粕(板状でも大丈夫) 好きなだけ
- 砂糖 好きな甘さだけ
- 生姜(すりおろしでもパウダーでも) 適量
- 塩 ひとつまみ
作り方
- マグカップに酒粕を好きなだけ入れて、酒粕がかぶるぐらい水を入れます
- 電子レンジで温めて、40度ぐらい温まったら一度出します。酒粕が柔らかくなって、塊がなくなるようにフォークで潰しながら混ぜます。
- 砂糖を入れて、ふたたび電子レンジで沸騰するまで温めす。突沸するので、注意して下さい。
- 生姜、塩を入れて出来上がり。
メモ
酒粕は、冷凍すると保存がききます。凍らせても、完全には固まらないので割って使いやすいです。
酒粕は、日本酒を作る時のカスなので新酒が出る12月頃だと酒蔵で出回ります。酒蔵によって味が違うので、比較すると面白い。スーパーは一年中あります。
分量が適当なレシピになってますが、酒粕の濃さは好みがあるので自分の好みを探してみて下さい。ちなみに、私は酒粕多めでドロドロして黒糖を入れるのが好き。
夏は、冷やして飲むのがまた美味しい。
米こうじと米で作る甘酒のレシピ
材料
- 米こうじ 200g
- 炊いたご飯 300g
- 生姜 適量
- 塩 ひとつまみ
作り方
- 炊飯器に炊いたご飯を入れて、水を加えます。おかゆのような状態にします。
- 米こうじを入れます。米こうじが水を吸うので、水を加えておかゆのような状態にします。(写真のような感じ)
- 炊飯器の保温ボタンを押します。蓋を開けて、お釜に布やキッチンペーパーをかぶせておきましょう
- 1晩(6時間以上)待ちましょう。
- 色が少し黄色っぽくなって、甘い香りがしたら発酵した証拠。
- 入れ物に5、水と生姜、塩を入れて出来上がり
メモ
米こうじは、スーパーの漬物コーナーの端にあったりします。ないお店も多いです。保存がきくので、ネットでまとめ書いがいいです。(amazonにてみやここうじが売ってます。)
出来上がった甘酒をジップロックに入れて冷凍保存することをオススメします。完全に凍らないので、手で割ることができます。
凍った甘酒は、アイスみたいで美味しいです。豆乳で割るのも美味しいです。
米こうじの酵素が、米のでんぷんをぶどう糖にするので、砂糖を入れる必要はないです。分量が適当でも、発酵して甘くなります。ただ、甘さが変わってきます。
まとめ
酒粕の甘酒は作るのはかなり簡単です。味は、クセがあるので好き嫌いが分かれるかも。
米こうじと米で作る甘酒は時間がかかりますが、ほっとくだけなので簡単です。優しい甘さが体に良さそうな気がします。
この美味しい甘酒を飲んでみて下さい。
ちなみに既製品もあります。