高知県越知町で地域おこし協力隊をしています。地域おこし協力隊って何なの?何をしているの?と聞かれることも多いです。
活動のこと、2週間たって思った事をまとめました。
地域おこし協力隊とは?
↑協力隊をテーマにした「遅咲きのヒマワリ」で知っている人もいるのでは?
ウィキから
地域おこし協力隊(ちいきおこしきょうりょくたい)とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度である。
と書いてあります。
ざっくり言うと、給料をもらいながら、最長3年間、地方で活動ができる制度です。
田舎暮らしがしたいと思っても、縁もゆかりもない土地にいきなり行って、仕事を探すのは難しいです。住むきっかけを作るのに、有用な制度だと思います。
どんな仕事をしているのか?
仕事の幅は、広いです。募集する自治体によって変わります。
募集要項を見ると、こんなざっくりした募集から
①観光物産協会業務全般
②町内の観光関連施設の管理運営
③イベント等での物販、着ぐるみに関する業務
④その他、町が地域おこし活動として認める事業の支援
こんな明確な仕事の募集があります。
地元の猟師に師事し、技能を学び狩猟免許(わな・猟銃)を取得し下記の活動を行う
○有害鳥獣 対策 活動(被害地域の調査、環境整備、広報活動)
○有害鳥獣 捕獲 活動(有害鳥獣の駆除、追い払い)
○環境や暮らしなどの情報発信
○上記業務を活かした起業又は就業に関する活動
ちなみに私は、下の猟師に応募しました。他に海女さんや鍜治屋の後継など、色々あります。
任期が終わったらどうしているの?
地域おこし協力隊の制度は、最長3年の任期です。
その後は定住して、農業をしたり、NPOを作ったり、ゲストハウスを作ったり、コミュニティスペースを作ったり、起業する人もいます。何らかの理由で、地元に帰る人もいます。
任期後にどのような仕事をしていくかが、大きな課題です。
2週間活動してみて
まだ、2週間ですが色々な人にお会いしました。先に活動をしている先輩の紹介や役場の紹介がありました。それも、地域おこし協力隊という肩書きのおかげです。
高知は私にとっては縁のゆかりもない土地なので、人のつながりがあることは、ありがたい話です。
どこもマンパワーが足りないと感じます。人口が減っているので当たり前ですが。
地域のイベント、何かの企画、畑仕事など手伝いがたくさんあります。手伝いをすることで、地域を知るきっかけになるので、大切な仕事です。
でも、任期中に手伝いで終わって仕事がない事に陥らないか不安になります。
地域と交流をしつつ、自分の3年後を見据えた活動をするべきなのです。
そのバランスが難しいです。また、3年後何をするべきなのか?何ができるのか?わからない事だらけです。
こんな感じで模索しながら活動をしています。