2016.7.3

【ジビエ料理】イノシシベーコンを作ってみた!

このり このり
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梅雨の湿気で畳が歪んでビビっているこの頃です。

 

イノシシ、シカの解体をしていると冷凍庫が肉でいっぱい…もう入らないよー!ってことで保存がきくベーコンを作ってみました。お手製の燻製器で、思ってたほど大変ではなかったです。でも私は、ちょっと失敗をしてしまった…注意点を交えて紹介します。

 

必要なもの

材料

イノシシのバラ肉 500g

 

ミュール液

塩        25g

ブラックペッパー 適量

ローリエ     1枚

アルコール類   50cc (日本酒、ワイン、なくてもOK)

 

燻製器

スモークウッド(今回はさくらで)

ダンボール

棒(ダンボール幅より長いもの。私は、菜箸で代用)

S字フック(プラスティック製は×)

アルミ製ざる(ダンボールに入るサイズ)

アルミ製容器(アルミ箔で作るのでOK)

山で使うコンロ(バーナーなど火力が強いもの)

 

ミュール液につける

dav

イノシシのバラ肉フォークで穴をさします。(ストレス解消になります)

※肉に薄い膜(皮)がある場合は、しっかり取りましょう。取らないで作ったら、歯ごたえが悪くなりました…

 

イノシシにまんべんなく塩、胡椒をふります。ジップロックに肉を入れて、ローリエ、アルコール類を入れます。

 

空気をできるだけ抜いて口を閉めて冷蔵庫で1週間置きます。

 

塩抜き

dav

1週間おくと、水分が出て肉が小さくなってます。これを燻すと塩っぱすぎるので塩抜きをします。

 

肉の周りについてる塩を落として、水をはったボールに入れます。蛇口から少量の水を出して2時間以上(5時間ぐらい)。塩加減は、お肉のはしっこを焼いて食べてみましょう。

 

※ここがかなり重要!!水代が高くなるんじゃないかと気になって、2時間ぐらい塩抜きして、出来上がりが塩っぱすぎて、ショックでした…

面倒くさがらないで、試しに食べた方がいいです。ネットでは、流水で5〜7時間と書いてあったり、水に浸けて一晩の人もいました。

肉の状態がものによって違うので、ときどき食べてみてチェックしましょう。少し薄いぐらいがいいみたいです。

 

乾燥させる

塩抜きしたお肉をキッチンペーパーで水分を取ります。

お皿に乗せて、ラップをかけないでそのまま冷蔵庫に入れます。2日間ぐらい。

 

いよいよ燻製

ようやく燻製します。燻製器を買ってもいいんですが、お手製だと材料費は200円ぐらい。原理は簡単で、煙が入れ物の中でとどまって、入れ物の中の食べ物に香りがつけばいいだけ。

 

ダンボールの中にS字フックをかけるために、菜箸をさします。これだけ。笑

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S字フックにお肉をさしておきます。

 

スモークウッドに火をつけます。バーナーや山で使うコンロで火をつけます。(ライターは厳しい)最初火がつきにくいです。角の一部だけ燃やすのではなく、小さい面を全部燃やすぐらいの気持ちでつけた方がいいです。

(一部燃えたから大丈夫だと思ってたら、途中で消えてた…ってことになります)

 

dav

火のついたスモークウッドをアルミ製容器に入れて、ダンボールの下におきます。

その上に、ざるを置いて食品をのせます。(今回は、味玉とチーズ)

肉をつけたS字フックを菜箸にかけてます。(一番右はたくわん)

 

ダンボールの口を閉めて待つこと、1.5時間ぐらい。

 

冷蔵庫で保存

冷ませた後に食べたいことろですが、ぐっと我慢してサランラップで巻いて冷蔵庫で1日おきます。香りや味が落ち着くんだとか。

 

よくやく完成!

完成までの道のりは長かったー。フライパンで焼いて食べましょう。

 

塩っぱすぎてショックだったんですが香りは確かにいい。友人がペペロンチーノにしてくれたら、かなり美味しかった!!写真撮り忘れてた…

 

次は、シカベーコン作ってます!イノシシとシカって肉質が全然違うので、また記事にします。

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