ブログ記事が食べて、遊んでばっかりで、高知で何してるの?って思われそうなので、猟師さんの事を書きます。
私は猟師になるべく、この2ヶ月ベテランの猟師さんについて行って山に入ったり、イノシシを解体をしています。猟師なの?って聞かれるですが、猟師の免許はまだ持ってません。なので、罠をかけたり、銃を撃ったりすることはできません。
この2ヶ月で色々な経験をして自分の行動、価値感が変わりました。自分でも驚きです。そんな3つの事をまとめました。
1、山道を歩く時に、けもの道、足跡を必死に探す
猟師さんは山を歩く時に、けもの道(動物が通る道)を探して、動物の足跡を探します。足跡はどんな動物が通ったのか、最近通ったのか、何匹いるのか、分かるかなり重要な情報源です。
情報から、どこに罠をつけるか、置いておいた罠を移動させた方がいいのか判断します。とにかく、足跡がわからない事には始まらないのです。
でも、最初は足跡なんてただの凹んでる穴にしか見えないし、
私「これって足跡ですか?」
ベテラン猟師さん「ちゃう(違う)」
と言われるぐらい分からない。
足場の悪い山道を歩いているのに、足元だけを見ないであっちこっちを見るのも難しい…とにかく、足跡みたいな物を探す事を意識しました。少しづつ身に染み付いて来たようで、ハイキングで山道を歩いていたら、足跡を探してました!猟をするわけでもないのに。
職業病みたいですね。
2、食肉加工センターに崇拝する気持ちになった
イノシシとシカの解体を何度かしたのですが、綺麗に肉にするって難しいんです。
皮をはぐ時に、食べる部分の脂肪が少なくなってしまったり、毛が肉についてしまったり、軟骨が肉についてしまったり…
スーパーで整然と並んでるあのお肉が当たり前だと思いますが、あれは凄いことですよ!きっと食肉加工センターの人のスキルと技術進歩の賜物なんだろうなぁって思います。
「本当にいつもありがとうございます」という気持ちになります。
3、 養豚は人間が作ったもの
イノシシ、シカを解体して、お肉を頂くので、ほとんどお肉を自分で買うことはなくなりました。
先日、久しぶりにバーベキュウで牛肉と豚肉を食べて感動!
イノシシ、シカがまずいって言うことはないのですが、やっぱり牛、鶏、豚は全く違います。何百年も人間が品種改良を重ねて美味しい味になるように作っただけあって、動物臭さもないし、脂の味が違う。
それがいい、悪いとかではなく自分は全く知らなかったし、意識を向けた事がありませんでした。
猟をすることは、現代から比べるとかなり原始的なことです。原始的なことをすることで、現代の技術進歩を実感する事が多いです。
うーん。なかなか面白くなってきました!早く免許を取りたいものです。