夜に車で走っていたら、綺麗なライトアップだなぁっと思ってたらイチゴハウスの明かりだったこのり(@re1kore)です。
以前、マムシを食べてみた!思ってた以上に美味しいで書いたんですが、マムシって美味しいんです。焼いて食べるだけでなく、お酒に漬ても美味しいんじゃないかと思って作ってみました。
マムシ酒とは?
民間療法では強精効果を目的に乾燥させた身や生の身を焼酎漬けにして飲用する場合があり、マムシ酒(まむしざけ)と呼ばれる。
マムシ酒は薬用酒として飲用されるだけでなく打撲傷に使用される。科学的な根拠は確認されていない。
wikipediaより引用
薬用酒や打撲傷にも使用されるとは、用途が広そうです。マムシ酒が出来たら色々試すのもの面白そうです。
マムシ酒の作り方
- 生きたマムシを捕獲します
- マムシを一升瓶に入れて、ビンの底から1~2cmぐらい水をはります。水を定期的に変えて、マムシの老廃物を全部出します。通常1.2ヶ月ぐらいですが今回私が作った時は3ヶ月も老廃物が出ました。
- マムシを焼酎に付けます。
- 1年ぐらい漬ける。(ネットでは、3ヶ月や3年など情報が様々。長く漬けると色や味も変わるんだとか)
文字にすると簡単なのですが、実際に作るとなると大変でした。マムシは、毒を持っているので十分に注意して下さい。
マムシ酒を作るまでの奮闘をまとめました。
マムシを一升瓶に入れるまでの戦い
マムシを入れる一升瓶は、酒屋さんからもらいました。一升瓶の口のサイズより少し小さい木を栓をすれば、水は交換できて、マムシが出ないという方法を猟師さんから聞きました。木を調達して、一升瓶の高さに合わせてカット。
マムシ欲しい!欲しい!と言っていたら、知り合いの知り合いから生きたマムシをもらいました。ビニール袋に入って渡されました。素手でツンツンしてたんですが、ビニール中から指を噛まれる事もあるので厚手のゴム手袋必須です。
さて、どうやって一升瓶に入れるか…猟師さんは手でつかんで入れてたけど、噛まれそうで恐ろしくで出来ないです。
知り合いのいきものだもの(@ikimonopd)さんがいいアイディアをくれました。ペットボトルの底を切りとって、底からマムシを入れてガムテープで底を止めて、ペットボトルの口から一升瓶に入れる方法です。
ビニール袋に入っているマムシをペットボトルに移そうと、ビニールに切り口を作ったものの、小さくてペットボトルにマムシが出ない!でもマムシが見えるという恐怖なハプニングがありつつ、なんとかペットボトルに入りました。あとは、ペットボトルの口と一升瓶の口を付けてマムシが移動すれば完了!と思いきや…
マムシが一升瓶に入ってくれない。叩いたり、斜めにしたりしてたら
シャー!と尻尾を振って、歯をむき出しにして威嚇してきます。ペットボトルがあるから噛まれたりしないですが、めっちゃ怖い…
威嚇されつつも、マムシの首が瓶に入った瞬間に瓶を立てれば入りました。木の栓をして、隙間から水を瓶底から1~2cmはります。2.3日に1回水を交換して、老廃物を出します。
いよいよマムシをお酒に漬けます
3ヶ月たっても老廃物が出ることに驚きと、3ヶ月何も食べてないに生きているマムシが凄いなと感心しました。寒くなってきて、いい加減にお酒に漬けないと冬眠するよっと言われたのでお酒に漬けます。
お酒は、焼酎が一般的のようですが私がウィスキーの方が好きなのでウィスキーにしました。ウィスキーのお酒を抜いて、空き瓶にマムシを入れます。口と口を合わせれば移動すると思ったら、待てども移動しません。
しょうがないので、一升瓶(ダバタ火振り)にロートを使ってウィスキーを入れます。その時に、マムシが暴れ狂って這い上がろうとするので、気をつけて下さい。酔っ払って、動きが弱くなりますが顔だけ出してまだ生きている姿を見たら、怖くて心拍数がこの半年で1番早くなったと思います。
一晩置いて置いたら、マムシがお酒に浸かってました。よかった。
あと、1年たったらどんな味になっているのか楽しみ。